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エルピープルップルン

2014年05月12日

はしご車 その2

こんにちは。今回は前回に引き続き、はしご車の特集です。前回では、一般のトラックをベースにしたはしご車を紹介しましたが、今回ははしご車専用車体及びクレーン車専用車体がベースのはしご車を紹介します。

現在、日本で使用されているはしご車の大半が、モリタ製のはしご車で、MHシリーズというものがあります。
これは、はしご車専用車体を使用したもので、現在のモデルはMH-2になります。

はしご車(MH-1)

こちらは最初に登場したMHシリーズ。MH-1という車体を利用した車両で、多くの消防本部に配備されました。写真は静岡市消防局の車両。

はしご車(MH-2・30m)

こちらがMH-2。MH-2MAXと普通のMH-2がありますが細かい部分で違いがあります。何が違うか忘れてしまいましたが・・・

お次はクレーン車ベースの車体。4WS機能を搭載し、クレーンを搭載していた車体ははしご車用でも使えるだろうとして造られました。

AZ-30

こちらがそれ。トミカでも昔販売されていました。AZ-30型と呼ばれるもので、クレーン車体ベースのはしご車です。4WS機能を搭載し最小半径5m以内という高い旋回能力を持ち、斜め平行移動も可能でした。しかし、エンジンが非力な上3ATで最高速度が50km出ないという欠点を持ち、減速からの再加速が苦手だったため、運動性能的にはかなりきついものだったようです。写真は静岡市消防局の車両で、現在は更新されありません。

az-30d2

こちらは甲府広域行政組合消防本部の車両。バンパーがメッキ仕様になっています。こちらもすでに更新済。

az-30d3

こちらは志太広域消防本部のはしご車。静岡県内では唯一生き残っているAZ-30型です。

az-30d4

さらにこちらは諏訪広域行政組合消防本部の車両。タダノのクレーン車体ではなく日産ディーゼル(現UDトラックス)のレゾナのキャブを用いた車体です。このタイプも昔はそこそこ配備されていましたが、今では風前の灯火です。

そして今回最後は外国製のはしご車を。
日本で使用されている外国製のはしご車は、現在マギルスというメーカーのもののみとなります(ベンツのはしご車もありますが、現在新製されて配備されることがないため省きました)

イベコ マギルス

こちらがその車両。車体にはイベコとありますが、元々イベコはイタリアのメーカーでイベコ・マギルスはドイツのメーカーになります(消防車専門として分社化した?)

日本では国内に50m級のはしご車を作れる会社がなかったため、近鉄モータース(現在のモリタテクノス)が輸入を始めたところが起点と言われています。写真は東山梨事務行政組合消防本部の車両で、平成2年に導入されました。東京消防庁でもこのタイプの車両は多く導入されましたが、排ガス規制などの関係で現在はイベコの車体を使わず国産のものを利用しています。

マギルス1

こちらがマギルスのはしごを搭載した国産車体のはしご車。車体は日野プロフィアの車体を利用し、はしごのみマギルス製のものを利用しています。マギルスのはしごはマイナス仰角や先端屈折などの特許を多く持っており、現在でも利便性に優れるなどで各消防本部に導入されています。写真は小田原市消防本部の車両。

マギルス2

こちらは東京消防庁の車両。東京消防庁に導入されているマギルスのはしご車はすべて40m級なんだそうです。

以上でその2を終わります。その3では屈折放水車やシュノーケル車を紹介します。では








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Posted by エルピープルップルン at 19:54│Comments(0)消防
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